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妄想でツーリング [ウェブやま書店]

目が覚めると雨予報だったはずの空にお日様が見える・・・

「ツーリング中止、はやまったかな・・」

お泊りツーの島根ツーリング、念入りに計画したのに・・・

バイクを駐輪場から出してエンジンを掛ける・・

キュルッ!・ブルブルル・ババオォバオォ・……ン……

キーを差し込むとわたしは、高速に乗っていた。

「ETCカード入れたっけ?」

頭の中で考えることなく差し込んでいたらしい・・・

早朝の風は、気持ち良く眠気覚ましに鼻歌を歌ってみる・・・

高速道路は、ところどころ工事中で、まったりと走行

見慣れた景色から未知の道へ・・・・

「ここから先はまだ走ったことがないな」

「松江自動車道は、一車線の道なんだ・・・」

追い抜けないモヤモヤもソロで走っていると気にならないか・・・

「高速に乗って何時間だ?」

かれこれ5時間近くになる・・・

分岐を松江方面へ曲るといよいよ楽しみにしていたツーリングの開始だ・・・

稲佐の浜が見える夕日スポット

「ここから見える夕日は、日本で一番綺麗なのかもしれない」

今回のツーリングで一番見たかったのは、この夕日なのだ・・・

キュルッ!・ブルブルル・ババオォバオォ・……ン……

島根美術館のうさぎを撫でないと・・・・

二匹目のうさぎを撫でると幸せになると言う・・・・

うさぎが海に向かって何匹も跳ねてる

「二匹目のうさぎ、げっと~~ん!」

芝生の上に寝転んでみる

「ん~~、気持ちいい」

「雨予報が一転、青空じゃまいか~~」

お腹が空いたので島根県立美術館の中にあるレストランでランチしよう

お洒落なカフェ、パスタも美味しい

宍道湖を眺めながら「ツーリングっていいな」を実感

今日の宿、どうしよう

思い立つまま来たから・・・

キャンセルにした宿、まだ空いてるのかな?

携帯から掛けてみたら空いていた・・・・

週末の雨予報にキャンセルした人も多いんだろうな・・・

宿を確保出来たので、安心した・・・

月照寺の亀墓に寄ってみる。

亀墓って話だけ聞いたことがあるけど、亀がお墓をしょってるのだろうか・・・

テクテクと歩いて行くと散策コースの最後にお墓をしょった亀が居た・・・

「くくくっ・・・これが亀墓か」

「かなり大きいな・・・」

宍道湖沿いを再び走っていると、お洒落な喫茶店がある

車が1台停めてあって、ちょうどお店から女の人が出て来た・・・

「レンターカーでドライブかな?」

わたしも引き寄せられるように入ってみた・・・

ガラガラッ

ドアを開けると店内に見覚えがあった・・・

「あっ!ここ・・・えふだ!」

木の香りがしそうな店内、天井からぶら下がっている黒板

フルーツのパフェもある・・・・

桃色のぽっぺをした女の子がメニューを置いた・・・

「桃色ぽっぺちゃんだ!」

犀川のえふから居なくなったと思ってたらこっちへ居たんだ・・・

季節のパフェを注文し、まったりとしていたら、本棚にらくがきノートがあることに

気がついた・・・

1冊キーホルダーが付けてあるらくがきノートを開いてみると・・・

「マイナリスト通信」    H25.9.18 

CA7A00DC.jpg

中を読んでみるとさっき出て行った人が書いたようだ・・・・

名前を見ると「あっ!bonitaさんだ!」

キーを握って外に飛び出した・・・

実際、逢ったことなかったからすれ違ったときに気が付かなかった・・・

店の中に戻り、らくがきノートを読んでいると、出雲大社に行くようだ・・・

「パフェは、お預け・・・」

キュルッ!・ブルブルル・ババオォバオォ・……ン……

宍道湖沿いの道を走り、ナビに導かれ出雲大社に到着

bonitaさんは、居るんだろうか・・・

参道を探すけどもう居ない・・・

神楽殿で御朱印を書いてもらうと、本殿にお参り

二礼四拍手一礼 

「どうかbonitaさんに逢えますように・・・」

出雲大社からナビを日御碕灯台へセット

キュルッ!・ブルブルル・ババオォバオォ・……ン……

海沿いの道をゆっくりと走って行くと、断崖の上に聳え立った日御碕灯台が現れ

た・・・

ウミネコ繁殖地の経島

ミャーミャーとウミネコが飛び交っている・・・

夕日のスポットにもなってるんだろう、三脚を立てて撮影している人がいた・・・

「ここにも居ないな・・・」

再び宍道湖沿いを走らせていると、行きにあったはずのえふがない・・・・

「え?ここだったよね?」

バイクを路肩に停めてみる

「間違いない・・・ここだけど」

砂浜を歩いてみるとバイクのキーが落ちていた・・・

えふがあった場所に1台のオレンジのバイクが停めてある。

差し込んで回してみた・・・

キュルッ!・ブルブルル・ババオォバオォ・……ン……

Z1000

誰のバイクだろう・・・?

夕日がオレンジに染まる宍道湖沿いでZ1000に跨ってみる・・・

このまま交番に届けようか・・・

キュルッ!・ブルブルル・ババオォバオォ・……ン……

1軒の交番にZ1000を停めると、中から緑の炭鉱Tシャツを来たとのじんが飛び

出て来た・・・

「おぉ~~!Z1000が~」

キーを海岸で落として探していたらしい・・

話をしているとXT660Xが停まった・・・

「バイクのキー落としてるよ~ゆうさん、これ足着かんわ」

と、炭鉱ブルーのせつこだ・・・

見ると今ココメンバーが勢揃いしている・・・

「あっ、そうだ・・みんなで来てたんだっけ・・」

「もう~~早く!夕日スポットに行くよ~~」

炭鉱ピンクの掛け声に一斉にバイクのエンジン始動・・・

キュルッ!・ブルブルル・ババオォバオォ・……ン……

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炭鉱ブラックの先導で夕日スポットへ到着 

「集合、撮るよ!」 

10秒ダッシュで揃ってポーズ

チチチチッ・・ピー!カシャ!

チチチチッ・・ピー!カシャ!

1台のフラッシュの光が強力で、目がくらみそうになる・・・

「眩しい~~!」

一瞬身体が浮いたような感じがして、目を開けると家だった・・・

窓の外は、どしゃ降り・・・・

あぁ・・・やっぱり中止だったんだ・・

「夢か・・・」あははっ・・・・

(続きは、ウエブやま書店へ急げ!)


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30年後のお話・・・ [ウェブやま書店]

七夕の飾りを作ってると急に暗くなって来た。

わたすは慌てて3階までエレベーターで上がり窓を閉めようとすると開け放たれた窓から風と

一緒に強い雨が振り込んでいた。

一歩踏み込むと同時に体が一瞬宙に浮いたと同時に後頭部を強く打った。

しばらく動けなくて目を覚ますとそこは煉瓦の建物の前のようだった。

あ痛っ・・・後頭部にたんこぶが出来ている

横に転んだバイクがあった・・・

「え~~~?どうしてバイクが・・・」

たしか仕事をしていたはずのわたすが煉瓦の建物の横で転けている・・・

痛っ・・・足が動かない

力を振り絞って1000ccのバイクを起こす

Z1000  こんな近未来のようなバイクにわたす乗ってるんだ・・・

赤いジャケットの袖口が破れている。

「大丈夫ですか?」

近づいて来たひとりのライダーを見て驚いた。

「瓜坊主?」間違いなく瓜坊主さんだと思うのにその男はわたすのことを知らないようだった。

「この煉瓦の建物が勤務先で手当て出来るから、歩けますか?」

このままどうしたらいいかもわからないので着いていくことに・・・

65271419.jpg

少し足を引きづりながら煉瓦の建物に入って行った。

手際よく包帯を巻いてくれ、痛みもさほどひどくはないようで歩ける。

「コーヒーでも飲みますか?」

自動販売機で買ってくれたコーヒーを飲みながら机の上の新聞の日付を見て絶句した・・・

2041年7月2日

30年後に飛んだんだ・・・

煉瓦の建物の中の壁に掛けてあるカワセミの写真

m_DSC_7099.jpg

この写真・・・・見覚えがある

確か・・・2011年のブログの記事で見た

「誰か来てるのかね?」ドアが開いてひとりの男性が入って来た。

あっ、この人が瓜坊主さんだ・・・・

そう確信したのはきっと手にシグマの500mmを持ってたせいだろうか・・・

続きはウェブやま書店へ急げ!

(この物語はフィクションです)

(写真は瓜坊主さんとこからケッパリますた)

「本日のヤマセミさまベストショット」

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水辺のヤマセミさま~~飛沫が似合う~~

「本日のわたす」 7月2日(土) [曇り][雨]

今ココなんか来てちくしょ~~とか思ってたら雨です・・・

ぐふふっ・・・

今日はトライアルでお買い物~

110702_171421.jpg 宮崎マンゴー 980円

匂いがいいので美味しいといいなぁ~~

緑効の青汁が甘みがあって飲みやすかったけど、お高いから手が

出ない~~

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スーパーので試しに飲んで見るけど甘みがないので美味しくない。

って言っても抹茶のような味で飲みにくいわけでもないけど・・・

モンドセレクション金賞、この言葉に弱いけどコレは銀賞

110702_171502.jpg  ダイショーの青汁

銀賞の味ですた・・・

これも甘くはない・・・・(^^;)/

続けられるとしたら緑効の青汁だと思う・・・

あぁ・・・この2袋

何かに入れて飲むか、甘みを追加するか・・・

ブームが青汁なわたす・・・でもすぐ飽きそう(^^;)/

(おまけ)

110702_142210.jpg

トマトも畑で取り立てのトマトは美味だよねぇ~~

太陽の味がする!


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フルーツ工房 えふ [ウェブやま書店]

妄想ファンの皆様、こんばんわ[手(パー)]

では、今日もキュルッ!・ブルブルル・ババオォバオォ・……ン…… 

振り返るとそこにグリーンの見覚えのあるバイクがあり、ちゃつさんが立っていた。

そっかぁ30年前28歳だったんだから、まだ58歳かあ・・・

ならばバイク乗りであってもおかしくないか・・・

「カッパ参りは欠かさずしてるんだけど、まさかゆうさんに逢うとは思わなかったぁ」

そう言ったちゃつさんは携帯を取り出してわたすを写した。

今ココ送信!

「え?まだ今ココしてると?」

「うん、してるよ」

そしてすぐ返信が帰って来た。

ほらっ!って見せてくれたメールに添付された画像は・・

「あっ!ひろろんさん」

「ひろろんさんと今ココしてると?」

聞くとあれから30年、響さんの記事で最初に探した鐘以来、内田三連橋梁のレンガを外すと

現れるラジオ、高蔵山の麓にある木に掛けられた巣箱の鈴、耳納山のかんかけ峠にある

ヤマセミの巣・・・・

いろんなものを探しに行ったらしいけど、行く度に偶然出くわしたらしい・・・

もう一件入ったようだ・・・

「誰?」

「意外な人だよ・・・」

携帯を見ると・・・・

barbieさんだ!

意外な人物の登場に驚いた・・・

聞けば、ラジオ、鈴、巣と京都からバカ走りをして来るって言うので案内したらしい・・・

桃紙ってのが全国に配られていてそのたびにお供の人物が違うのが笑えたらしい・・

ちょうどお昼になって来たので近くにあるフルーツ工房えふに行くことにした。

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店の中に入ると30年前と変わらずわたすの絵手紙は飾られていた。

「ゆうさん、これ注文しなくっちゃ」

携帯の画像を見せてくれた

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「何?このバカ盛りのパフェは~~」

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「普通のパフェがコレでしょう?」

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「うひゃ、凄いね~~、一緒に食べようか・・・?」

「ゆうさんなら一人でいけるよ」

「でもね、これ注文するときに「まちゃもっこり大盛りパフェでお願いします」って言わないといけ

ないんだ・・・」

「え?やだぁ~~」

そう言えば・・・・マイナリストノートをめくって探していると・・・

「あった!」

古びた感じの紙に書かれた文字「まちゃもっこりパフェでお願いします」

懐かしいねぇ・・・・

マイナリストノートももう30冊になっていた

めくりながらしばらくあってない宮古島に行ってしまった響さんの話、宮古島でオカヤドカリの

料理を頼まれたしろのぽさんの話、磨崖仏を探して全国を歩いているななさんの話なんかを

時間を忘れてしていた。

パフェを食べ終えたころ店のドアが開いた。

「あっ!」

「星造さん、どこに行ったのかと思った」

「今川を歩いてると何か見た人がいるなって話掛けたらやっぱりそうだったんだ」

後ろに背の高い女性ライダーがいた・・・

外に停まっているバイクは山口ナンバーだ・・・

続きはウェブやま書店へ急げ!

(この物語はフィクションです)

まちゃもっこりパフェ大盛りは実際に来週あたり、えふで食べられるようです、要チェックだ!


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今川カッパ駅 [ウェブやま書店]

妄想にお付き合いいただく皆様、こんばんわ[手(グー)]

今日もちょっぴり妄想の世界へ・・・・

30分も歩いただろうか、天井から陽射しが入って明るくなって来た。

岩によじ登り顔を出してみるとそこは見覚えのある駅だった。

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「今川カッパ駅だ!」

30年前、ここの前のドカンに入ったりして遊んだな・・

ワンワン!ワンワン!

放し飼いにされているのか1匹の犬がいかつい顔で飛び掛りそうになった。

この犬・・・とのじん

30年も生きるはずないので子孫か・・・?

「こらっ!とのじん!」

そう叫ぶ小学生くらいの女の子がこの犬を捕まえに来た・・・

「え?とのじん?」

どうしてとのじんって名前が・・・

「え?どうしてこの犬の名前、とのじんって言うの?」

「お母さんが付けたんだよ」

そう言いながら走って言った・・

「へぇ・・お母さんがか・・」

不思議な出会いをしたかのような出来事だったけど、それは間違いなくその頃きっとブログを

見てくれたに違いないな・・・

「ゆうさん~~、こっち来て見て」

枕木に書かれた名前・・・

「これ・・・」

「これ30年前枕木に名前を彫りませんかって言う募集があってね、1本4000円」

そうなんだ・・・

嵐山星造  と書かれた枕木がそこに今もあった

「星造さん、ここからすぐなんだけど行きたいとこがある、付き合って」

そう言って歩き出したけど地形も変わっていて思い出せないな・・・

・・・とそのとき目の前に小さなカッパの欄干が・・

「これこれ」

誰も見つけられなかったカッパの欄干

ちょこんとカッパが座っている・・・

ふふふっ、でもこれ自作・・・

ある日突然に橋にカッパの欄干が出来て地元の人はびっくりしたかな・・・

あのときのおばさんの話も本当だったか・・・

 「ゆうさんじゃない?(T▽T)」

振り返ってみるとそこには・・・・

(続きはウェブやま書店へ急げ)

(この物語はフィクションです)


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香春のセメント工場 [ウェブやま書店]

「本日のわたす」 6月21日(火) 

妄想小説にちょっとハマったわたす・・・

ウェブやま書店を開店すますた・・・

遠い記憶の中に存在する香春のR(リンガ)

そこから見えるセメント工場、聳え立つ煙突・・・

30年経った今は平地になってしまってその面影もない・・

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カメラを片手に出掛けてみたけど懐かしさを感じるものはないようだった・・・

しばらく近辺を歩いてみる

昨日の雨で少し湿った土の匂いが心地よい

「あっ、もしやここ・・」

石積みのトンネル、見覚えがある

その当時は中に入れなかったけど誰も管理しなくなったのか、穴が深く奥へと繋がっている。

暗くて見えないけど・・・

懐中電灯を照らしながら腰をかがめ中に入ってみる

30年前に行ったことがある池島を思い出した。

トロッコで深く長い坑道を下りるとそこには更に昔の炭鉱の跡があった。

ゆっくりと進むとなだらかな斜面が急に奥深く繋がっていた・・・

懐中電灯が反射してるのか明るくなった。

いや・・・誰か向こうにいる。

コツコツ、コツコツ・・・

「誰?」

誰って聞くけど向こうにとっても「誰?」か・・・

そう思うと少し笑いが込み上げて来たけどこんな坑道の中で誰に会うと言うのだ・・・

「ゆうさんじゃ・・・・」

名前を呼ばれて驚いて懐中電灯を相手の顔にあてた・・・

「あっ!」

30年前と変わらない顔がそこにあった

仙台にいるはずの人が何故ここに・・・・

「俺、あの頃まわったところを旅して歩いてるんだ」

そう言って懐中電灯で古く傷んだツーリングマップル2010年を照らした。

今年は九州を歩いているらしくツーリングマップルに日付が入れられていた。

2041年6月21日  香春の近くの坑道

丁寧に書かれた文字からあの頃書かれていた記事を思い出す。

「ゆうさん、知ってる?この坑道、思いも寄らぬところに繋がってるんだよ」

「え?どこに?」

「行きたい?」

もちろん行きたいに決まっている、探検は旅に欠かせないのだ。

懐中電灯を照らしながら進んで行くと30分は歩いただろうか・・・

天井から陽射しがさしている場所に出た・・・

岩を登るとそこは・・・・・

続きはウェブやま書店へ急げ!

(この物語はフィクションです)


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